・2015年11月 画期的治療法の発見

2015年の冬前までこのどくだみ入浴でなんとか体調維持していたのですが冬に近づくと自生しているどくだみが手に入りにくくなり冷凍保存しておいた葉もなくなりました。11月過ぎたあたりから体調が悪くなる時期が到来し、年始に実家に帰省するときには汗のような液が汗腺からでてきて就寝のたびに浸出液でスウェットもシーツもびっしょり濡れていました。そこからは転がり落ちるように悪くなりヘルペスの症状とアトピー、皮膚感染症状、マラセチアの痒みの繰り返しで1月半ばから2月半ばまで人生で四度目の地獄の症状が続きました。

これまでの慣習で服用していた亜鉛サプリメントの過剰摂取でミーズ線が爪にできるまでになり悪化の一途を辿っていました。

2015年2月

そんな時、0歳の娘の哺乳瓶の消毒液に使っているミルトン(次亜塩素酸ナトリウム)に気付きました。哺乳瓶を消毒するため毎回使用後に哺乳瓶をミルトン希釈液に浸けていました。哺乳瓶を使用する時に軽く消毒液は払うものの液滴がかなり残る程度のところに粉ミルクを溶かしてミルクを娘に飲ませていました。

娘も生後5ヶ月でアトピーと診断されていたのですが、もちろん小児皮膚科専門医にもかかっていたのですがプロペトとキンダベートを全身に塗るという療法で私の時分となんら差がない治療方法でした。しかし、この療法で娘はあっと言う間に改善し、2ヶ月後にはツルツルおはだの白い柔肌にもどっていました。ステロイドが効いたというのもあるかと思います。赤ちゃんだから免疫力が強いと言うのもあるかもしれません。ただ、遺伝要因であれば必ず同じ体質を引き継いでいて発症したら悪化の一途を辿るはずです。

けれども幸いにして娘は健康な肌を取り戻しました。

これは偶然ではなく日常生活に原因があると探してたどり着いた結論がミルトンだったのです。

自分でも試しはじめたのが2月後半に入った頃でした。表示の通り適量濃度のミルトンをコップ半分100ccほど飲んで様子見をしました。一回目はあまり効果を感じなかったのですが、二回目を三日後に飲んでみるとその翌日から全身がチクチクする感じを受けて1日中続くようでした。そのあと一気に肌の下から液が溢れでる感じで汗が止まらなくなり二日間ぐったり汗をかいた状態で5時間おきにシャワーに入って肌着やルームウェアを取り替えました。冬の寒さで汗が冷えてかなり寒かったです。そのあと皮膚が再生しはじめました。一旦ケロイド状に皮膚が溶けて真皮が再生しはじめたので保湿のためにワセリンを塗って体表が細菌感染しないようにしました。ひたすら耐えました。このサイクルは以前の経験から三日で完全に再生することを知っていたので痛みもかなり強かったですが痛み止めのロキソニンを服用してひたすら耐えました。最後に皮脂にマラセチアが繁殖して痒みが最大になるあたりで全身をニゾラールシャンプーで洗いケアしました。

その後瞬く間にアトピーの症状は良くなり、5回ミルトンを飲む頃には肌の再生もほぼ完了して黒々としていた皮膚は白っぽい皮膚に入れ替わっていました。ちょうど日焼けしたあとの皮膚のように再生箇所が斑状になりました。

その効果は絶大で3月に入る頃には体調は今まで感じた事のないくらい良くなり、アトピーの症状がまだ広がっていない小学生の頃みたいに元気と体力が湧いてくる感じがするほどです。寝起きも気分爽快で夜更かししてもほとんど疲れなくなりました。

試しにミルトンを飲むのを停止してみたところ4日過ぎから体表がざらざらしてきて気分もささくれたようになり、気分が悪い感じで寝起き後の傷も増えてきました。明らかに皮膚のバリア機能が低下している感じです。

直ぐにミルトンを再開したのですが、飲んで2時間後にぴりぴりする感覚が始まり一晩で皮膚の張りとささくれた感覚が綺麗になくなっていました。

ミルトン療法を繰り返し2015年6月後半になるまですこぶる健康で、今まで生きてきてこれほどない処まで体調が良くなりました。アトピーの跡はまだ残っていますが時間の問題と食生活で改善しそうです。(2015年7月)

では何故ミルトンが効くのか、その生物学的な解釈ですが、ミルトンの主成分の次亜塩素酸ナトリウムですが漂白剤の成分で、水道の塩素もこの成分で濃度が違うだけで薄いものは基本的に無害です。

なぜなら体内にいる免疫細胞の好中球は細菌などの外敵が体内に入ってくると好中球内部に取り込んで次亜塩素酸ナトリウムを合成して細菌を殺し分解します。しかも血液中にいる免疫細胞でもっとも大量に存在しているのが好中球です。感染しないように体内をパトロールして体内に入ってくる外敵はほとんど駆除しています。よって体内で常に合成されている次亜塩素酸ナトリウムの成分が体に有害な理由はありません。もちろん濃度にもよりますが、微量の赤ちゃん用哺乳瓶消毒液が大人の体に悪いはずがないのです。

希釈しているとは言え、そのままで飲むと味がきついため、そのままではとても毎日服用できたものではありません。そこで私はコップ一杯の冷や水にミルトンを希釈し、息を吐いて一気に飲み込んみます。息を吸わずにその後、すばやくレモンウオーターを飲んで口直しをします。色々試しましたが、レモンの風味が次亜塩素酸の後味を一番緩和してくれるようです。オーガニックジュースを希望される方は以下のようなものもお勧めです。


実際にプレスジュース試飲してきました。

美味でした!


経験による個人的感想ですが、次亜塩素酸ナトリウムは悪玉腸内細菌の駆除を助けて腸内細菌バランスをリセットしてくれる働きと腸壁から吸収されて血液に乗り全身に渡り、末梢血管を通して次亜塩素酸ナトリウムが供給されます。

長年のアトピー性皮膚炎の罹患とステロイドで寛容化する治療を行ってきたことにより、これでまで皮下タイトジャンクションの下の組織が感染して慢性炎症化しているにも関わらず、本来攻撃するはずの免疫細胞がステロイドで寛容化してしまっていました。

ここに次亜塩素酸ナトリウムのアシストが入ることで少しだけ免疫と感染の拮抗が破れ一気に免疫細胞が活動を始めるためであると考えています。

2016年4月19日

東京医科歯科大学皮膚科での血液検査結果 

ターク1700、IgE9000、全てにアレルギー反応あり



アトピー性皮膚炎の治療歴と効果のあった治療方法の知見と体験談

アトピーにお悩みの方へ 私のアトピー性皮膚炎の対処法の知見と治療経験談、 時間を追いながらこれまで行ってきた対策方法とその結果、 現状をお伝えしようと思いこのホームページを開設いたしました。

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