アトピー治療経験2020年5月
効果の見極めをしたくて、前回の更新から長らくかかってしましいました。
5月に入って劇的に改善して、完治に近いところまであと少しの距離に来ました。前回の更新までがラスト1インチであるなら、今の状態は完治までラスト数ミリのところまで来ています。
抗真菌薬を1カ月強塗り続けたおかげで、顔や体の黒ずみはほとんどなくなりました。
皮膚の入れ替わりでピンクと黄色のまだらっぽくなってます。
抗真菌薬の効果として最も高いのが日焼け後の症状の悪化を防いだことでした。
以前は日焼けすると、むくみ、浮腫、浸出液の噴出、傷に浸出液が固まって盛り上がる、痛みの順に悪化していき、最後に黄色ブドウ球菌が繁殖し、再生した皮膚に付随して皮脂が大量分泌されて、マラセチア菌が繁殖し痒みが最大になるという一連の流れがありました(下記図を参照)。
浮腫後のヘルペスの悪化からくる痛みにはアシクロビルを服用し、
黄色ブドウ球菌と雑菌繁殖対策のために希釈したミルトンでの入浴後消毒と抗生剤服用、
マラセチア菌にはコラージュフルフルボディソープで対処するという療法を長らく続けていました。
日焼け後の治療にかかる日数は早くて7日、長引くと2週間にも及びます。原因が日焼けなのか区別がつかないこともあり、四苦八苦してきました。しかし、日焼けがトリガーになっていたことはこれまでの経験で間違いはありませんでした。
日焼け止めも塗ってはいたのですが、ヘルペスとの相性が極度に悪く、痛みで塗り続けることができないこともありました。さらに掻き傷には日焼け止めクリームの溶剤のアルコールが染みてやはり塗り続けることをためらう日が多々出てきました。
日焼け止めクリームも塗り残し箇所から悪化し、遅くこそなれ結局症状の悪化は同じところにたどり着くという循環にへきへきしていました。
浮腫後の浸出液の噴出は長らく疑問点だったのですが、3月以降の新型コロナの影響による自宅テレワーク体制によって外出頻度が減ったのと治療研究にさく時間ができたので抗菌薬を試してきました。
抗菌薬が奏功し、この悪化循環が改善したことは大きな進歩です。
目に見えて改善を体感したのは、5月の初旬、連休の翌週でした。
追加調査で、どのくらいの日焼けで増悪するのか、5月中は体調の様子を見ながらいろいろ試してみたのですが、炎天下で2時間程度までは大丈夫のようです。
以前は曇りの日でも30分外にいただけで日焼けでアトピーの悪化が起きていたことに比べると劇的改善です。
これまでは、日焼け後の浮腫にヘルペスが悪化し、初期の治療が抗ヘルペス薬を服用すること以外できなかったのですが、どうやら真菌がヘルペスの増殖を助長しているということがこの治療方法の研究で明らかとなりました。
ここで真菌をたたけたことで増悪スパイラルを回避して日焼け後の皮膚再生をスムーズに行えることが分かってきました。
上記、2時間程度までなら晴天でもさほど気にすることはないと書きましたが、2時間を超えても日焼けと同じ状態になるだけで、ほてって赤らみ、皮脂がどんどん出て少し痒くなります。これはマラセチア菌によるものなのでここでコラージュフルフルボディソープでしっかりケアします。
皮膚の再生を亢進させて栄養不足になっているので、ビタミンや肉類、Znサプリを摂取します。
紫外線でダメージを受けた細胞のアポトーシスと死細胞の除去に酢は必須の栄養素なので、多めに酸っぱいものを食べると良いのですが、なかなか量が摂取できないので、黒酢サプリを大目に服用します。
ラーメンの残り汁に酢を多めに入れてスープごと飲むのもアミノ酸と同時に摂取できて効果的な栄養補充方法です。
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