脱ステロイド… リバースキュアプロセス

9月に入り脱ステロイドを本格的に始めてみた。しかし、夏の日焼けの影響もおり徐々に体調が悪化しはじめた。
しかし、体調の変化をよく考えてみると中学高校大学とアトピーが悪化した過程を逆再生で辿っていることに気付いた。
その過程の記録を詳細にレビューする。

9月25日
脱ステロイドを一週間前に開始。
前日のBBQで日焼け、飲酒により皮膚の状態が悪化しはじめた。
毎年恒例の秋のヘルペスメモリーによる再発であり、日焼けから三叉神経周りにヘルペス発症していた。この時期、寒暖差激しく体調も崩しがちなのも影響した。
クローゼットにしまっていた冬服、スェットを洗わないまま着たのが原因かもしれない。
生乾き洗濯物も要因の一つ。匂い確認。
バルトレックス服用とミルトン服用、次亜えんそさんミルトン入浴で乗り切る。
この時点では生玉ねぎを服用するのはあまり効果なかった。さらに日焼けからの感染症(飛びひ)を発症した。

10月8日
パクチーを食べたことでかなり安らぐ。
ハーブが効果あり。

10月9日
病院帰りに鎌倉にサイクリングとハイキングしにいった。かなり疲労感あり。

10月10日
CTL発動。
顔面、額から頬にかけて、耳たぶと襟足だけに発症。ヘルペスを対象として自然免疫反応が起きている様子。
あまりの疲労感のため寝込む。腹痛を伴う。
昼にパスタを食べたが食が進まない。夜は寝たきりで食事をしなかった。

ガスが溜まるため宿便を疑い、下剤を飲む。
6時間ごとにシャワーして浸出液をタオルでふきとる。
顔全体に浮腫がひどい。

10月11日
昼にフルグラを食べてまた寝込む。
夜も食欲なく水ばかり飲む。
便通がよくなり、白茶色のまとまった量の便ができってから、下痢状の便がかなりの量でる。黒っぽくて形はないものの沈殿する。宿便をだしきりすっきりする。腹部のちりちり感は治まった。
食欲が出ないことと皮膚が柔らかく溶けそうな感覚から変化無いため再度飛び火を疑う。
夜にセフゾンを三錠飲んで様子見。
体の芯が軽くなっているのを確認。抗生物質が効果があるようなので、シャワー後に希釈次亜塩素酸リンスとポピドンヨードのリンスを行う。

乾かした後に頭皮用リンデロンローションを幹部に塗って様子見。
その上にプロペトを塗って保湿。
さらにタオルで保温しながら就寝。

炎症が、酷いため一旦、脱ステロイドを中止してステロイドで傷、炎症を止める戦略に変更した。

10月12日
皮膚の痛みが少し引いてきたことを確認。
起床後にシャワーに入る。ポピドンヨードリンスして乾かす。
リンデロンローションとプロペトで保湿。顔がむくみ浮腫激しい。額が特に痛い。

フルグラを食べる。ミルトンを飲む。
とにかく水をたっぷり飲む。
昼前にハロゲンヒーターで顔面を中心に真皮を温めて修復を早める。
昼寝で睡眠をとりながら起きてはハロゲンヒーター照射を繰り返す。
18時ごろには自分で料理ができるまで回復。食事後はすぐに就寝。

10月13日
朝からかなり回復。昼前に病院へ行く。
午後は買い物と外食。
夕食後にシャワー。かなり正常に戻りつつある。皮膚の剥がれ激しい。
調子にのって夜更かしして、スナック菓子を食べる。
3時に就寝。

CTLが収まったところで頭皮を観察してみたところ頭皮の炎症が限りなく治まっておりフケが格段に少なくなっていることに気付いた。頭皮に発症していた慢性炎症も治まりかさぶた化している。
腕や顔面側から顎にかけての皮下の黒ずみが減ってきており黄色みがかった健康な肌に戻りつつ変化に気付いた。
どうやら今回のCTL発動は自然免疫応答だけでなく、慢性炎症箇所の感染源に対する獲得免疫反応も発動していたと考えられる。そのため極度の疲労感と今までで最大級の皮膚の溶けるような症状がでていた。

思い返すと、この時の悪化の症状は丁度2007年の時に何らかの皮膚感染症にかかった時と似通っており、乗り越えた時の状態は2007年頃の症状に近かったと思う。
思い当たるその感染症とは水虫ではないかと考えているのだが全身性のため確証はない。

10月14日
朝目覚めるとこめかみから右あごにかけて痛みがあった。
顔に飛び火かヘルペスかのようなリンパ液の固まりが多数発生。痛みの箇所と一致。
バルトレックス2錠とセフゾン1錠を飲む。
掃除をして昼食を食べてからシャワーをした。希釈次亜塩素酸リンスで幹部に刺すような痛もあり。
シャワーあがりにリンデロンローションを幹部に塗って様子見。プロペト保湿。
ハロゲンヒーターで保温しながら昼寝。
傷は少し治るが痛みは残る。

久しぶりに生玉ねぎを食べて様子見。
2時間後に痛みが減り、リンパ液が止まる。
再び入浴後にリンデロンローションを幹部に塗ってプロペト保湿。

10月21日
なかなか治らないヘルペスの対策として、バルトレックスより強いファムビルの服用を始める。
2錠飲んで様子見。
ヘルペス様症状の小康状態となる。
その後、朝昼晩と1錠ずつ服用。
3日目にヘルペスが寛解。夜に黄色ブドウ球菌感染症状の飛び火発症。
入浴後に次亜塩素酸トリートメントしてからプロペト保湿。次の日も同様にした。
アレグラ2錠服用、リンデロンローションを塗り始める。

この頃から慢性的に炎症が続くようになりアトピー本来の症状と思われる。まず、前回のCTL発動で傷ついた細胞弱った細胞に対してアポトーシスを起こさせて、排出させようとする自浄機能と、傷ついた細胞はヘルペスウイルスに感染しやすくなっているため急速にヘルペス感染症状がでる、まと皮膚抵抗力が弱まっているときに細菌などの感染症にもかかりやすくなる。

この一連の治癒プロセスからくるアトピーなどの自然免疫応答に由来するサイトカインストームに曝されることが主な理由であると考えている。

この頃の症状は大学4年から大学院かけて、2006年頃までの悪化のプロセスを一気に辿ったように思える。


27日金曜
夜から家族で沼津旅行。
26日土曜
夜に打ち上げのためビールを2杯飲む。
宿の塩化物系の温泉で傷が治り始める。
28日日曜
朝、沼津から大阪へ帰省。
新幹線車内でファムビル1錠とアレグラ2錠を飲む。
夜に自宅に戻る。
入浴後次亜塩素酸トリートメント。

29日月曜
旅の疲れからか慢性炎症が悪化。
傷の修復が遅い。
全身性でリンパ節に沿ってかゆみがでる。
掻き傷から出血。浮腫様の症状がひどい。
血がたまり、むくみと掻き傷からの出血、傷の慢性化。
痛みによる睡眠不足。


まず炎症の沈静化をすることにした。
塗り薬だけでは炎症が沈静化しなかったため
夜にプレドニンを服用し始める。
1mgずつ朝昼晩服用して火曜1日様子見。

11月1日水曜日
用量を5mgに増やして炎症の押さえ込みを行う。入浴後にリンデロンローションも行う。
炎症は落ち着き、眠れるようになったが浮腫が引かない。
入浴後にハイタートリートメントを行うと傷に猛烈に染みる。
浮腫を解消するため慢性化した傷周囲からピンセットを刺して溜まった血を抜く。
入浴後に殺菌のため軽くハイタートリートメント。
顔、首、肩、上腕、背中、肩甲骨のあたりに痛みとかゆみ、浮腫が集中。
血を抜くのが追い付かない。
傷の痛みがひどくなり神経にさわる感じがする。
修復のための亜鉛が足りないのではと疑い、亜鉛サプリを飲み始める。
この時の症状は大学生の時とほぼ同じであるように思う。

リンパ節に沿ってマッサージを行うがかゆみと浮腫がひどく、傷口から出血する。股関節や内腿のリンパ節に沿ってかゆみがでるためマッサージを念入りに行う。

普段から黒酢カプセルは飲んでいるが酢が足りなかったことが原因だとわかる。
ダメージを受けてアポトーシスを起こした細胞の回収に不都合が生じていたためと考えている。
味噌汁やラーメンの汁などに食酢を入れて頻繁に飲むようにした。
炎症がぶり返すとプレドニンで抑えて、酢で傷んだ細胞の修復を加速。
浮腫が慢性化した箇所は傷口が多く、皮膚が緩くなっており簡単に破れる。このため浮腫がひどい患部は血が溜まっているのでピンセットで刺して血を抜くようにした。
傷口に黄色ブドウ球菌感染症が出てくるとハイタートリートメントで殺菌、プロペト保湿。
ヘルペス様症状が出てくるとバルトレックス、ファムビルを服用。
このサイクルを2週間回して乗り切る。

13日以降も傷が残る。むくみはかなり引いたが傷から出血があり、入浴前に浮腫がある。
血を出してから入浴して殺菌のための希釈次亜塩素酸リンスを行う。
この状態がつづく。

うっすらと浸出液がでて、首肩にかけて肌が緩く血が溜まる感覚があり、ピンセットで血を抜く。
顔も頬、三叉神経に沿って傷口が残りうっすらと浸出液がかたまる。こまめにハイター希釈トリートメントで洗顔したが、10時間もすると同じ症状になる。ブドウ球菌が原因ではない??と疑いをもつ。
この時の症状は高校2年の頃に相当する。
16日
ファムビルを飲むがあまり効いている感覚はなかった。
18日
マラセチア菌の関与を疑い、コラージュフルフルシャンプーで全身を洗ってみる。ハイタートリートメントも行う。
翌日、皮膚の盛り上がりや首肩に血が溜まる感覚がなくなっていることがわかった。ただし、皮膚の掻き傷の痛みが強かった。
ロキソニンとアレグラ2錠を服用して寝て修復に努める。
19日
夜に入浴時にコラージュフルフルシャンプーだけで全身を洗ってみる。
20日
傷の痛みは残るものの皮膚の状態はかなり安定してきた。

皮膚の積み重なるような強ばりと皮膚下の緩み、浸出液、汗の噴出があるときはマラセチア菌が原因物質であると言える。

中学の頃まで症状が改善している。が、まだ完全に治ったわけではなく、乾燥ごひどくかさつきが治まらない。
この頃の症状はまさに中学3年の頃の症状に酷似している。

アトピー性皮膚炎の治療歴と効果のあった治療方法の知見と体験談

アトピーにお悩みの方へ 私のアトピー性皮膚炎の対処法の知見と治療経験談、 時間を追いながらこれまで行ってきた対策方法とその結果、 現状をお伝えしようと思いこのホームページを開設いたしました。

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