・2014年 夏まで
ここまでの病態と症状、原因を分析しチャートにまとめたものを示します。
中央に原因となる要素(青六角エリア)そこから症状に現れ(黄色六角エリア)、上半分が栄養不足起因、下半分が炎症起因と分けてそれぞれの症状についての対処方法を記載しています。
赤文字が2014年までに新たに導入した治療で効果のあったものを書き出しています。
にんにくは食用として調理したにんにくを食べてもいいのですが、口臭がありますし、共に食事する家族の負担も増えます。それに毎日にんにくでは飽きてしまいます。ですので、私は毎日服用できるにんにくエキスのカプセルを4錠毎晩服用していました。これなら味も口臭も気にならないので続けることができました。薬局で市販しているサプリでもいいですが、さらに栄養価の高いものもお勧めです。ただし含有物のアレルギーには要注意です。私は好んで黒酢を服用していました。
亜鉛のサプリも薬局等で市販品が数多く出回っています。
簡単に入手できますが、亜鉛は取りすぎるとかえって体調が悪くなります。特に爪に白い線が出始めると明らかに摂取過剰であるので要注意です。私も何度もこの線が爪に出ました。
安いサプリでは亜鉛とクロムが混合してあります。(六価クロムではないので毒性はないですが)できれば肝機能のことも考えてウコン入りなどを交えたものや、天然成分でできているものを服用することが好ましいです。牡蠣は鍋にしたりフライにしたりとよく食べていました。アミノ酸も豊富なのでアトピーのような新陳代謝が激しい病気では欠かせない栄養素が豊富に入っています。これらを定期的にサプリで補うのは理にかなっていると思います。
栄養面もそうですが、やはり日焼けによる影響は大きいです。
日焼けすると細胞が紫外線により壊死するため、その後の細胞の入れ替えに大量の栄養を必要とします。アトピーの人の肌はバリア機能が弱いため日焼けによる細胞へのダメージも大きく、UVで弱った細胞に細菌などが感染し、ネガティブスパイラルでさらに悪化していきます。細菌感染を防御するための免疫の過剰反応と、壊死細胞のアッポトーシスなどで多くの免疫細胞が集まってきます。日焼けのほてった箇所は特にアネキシン蛋白が放出されています。これを防ぐことはアトピーの症状管理にとても重要です。
そのためにも日焼け止めクリームの選び方は特に細心の注意を払っています。さらにUVカットのつば広のハットも必需品です。
2014 年5月19日
ニゾラールシャンプーの入浴を三日おきに入る療法をはじめて半年が経ちました。 今のところアトピーが悪化する症状は出ておらず、徐々に皮膚の黒ずみが取れてきました。日焼けしても以前のような顔が腫れてリンパ液が吹き出すというような症状は全く出なくなりました。引き続き継続していきたいと思います。
2014年 6月2日
ニゾラールは一回の入浴で大さじ一杯分を目安に入れています。効果は浴槽の温度によって違うように感じます。 41℃近辺が良いようで、39℃では効果が低いように思います。あくまでも我が家の浴槽の温度表示を基準にしています。 入浴間隔は4日空けると痒みが戻ってくるように感じます。3日以内が私の推奨。ちなみに表在菌のリアルタイムPCRが手軽にできれば自分でマラセチア菌の増殖数検査できるのですが、今は無理です。
浸出液で下着がよくくっついてしまい剥がすときに痛みを伴います。ひどいときには下着のままシャワーに入ってお湯で下着をぬらしながら少しずつ剥ぎ取るように脱いでいました。
下着も毛玉が出やすく、とても不快なためできるだけさらさらの下着をつけるようにしています。化繊もいいのですがやはりアレルゲンとなることがあるので、手術糸にもつかわれるシルク素材がお勧めです。
寝具はできるだけさらっとした肌触りのものを使用するようにしています。
落鱗や血液、浸出液などがついたシーツはこまめに洗います。布団類は干すだけでなくシーズンごとに丸洗いもしています。ご自宅で洗えないときはこんなサービスもあります。
ダニアレルギーがある方はこのような布団を使うのもいいでしょう。
布団下の湿気対策も需要です。布団をどかしたらカビが・・・なんてことにならないように。特に夏場は湿気がたまりやすく、カビで悪化の原因になります。
気になる害虫駆除にはこれをお試しあれ!
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